ゆず湯

ゆず湯。その日はお店に入った時から、ほんわかゆずの香りがします。
脱衣場でも香りが広がって、お客さんもワクワクしているようです。

そして、「ゆず湯の時は必ずお店に来る!」と言う人も多く、かなり人気がある季節のお湯です。

我が店では、お昼前からゆずを切って、布製の袋に詰め始めます。男女合わせておよそ20kgものゆずを、半分に切って、10袋に分けます。

この時すでに店はもちろん、家の中もゆずの香りでいっぱいになっています。
ゆず湯の日は、いつものお風呂より温かく感じるのは気のせいでしょうか。

お帰りのお客さんの顔は、いつもよりふわっとツルツルしているようです。
いつもお客さんはにこやかですが、この日は皆さんもっとほんわかしています。

関東近郊の銭湯をやること約半世紀。全部で4軒のお店を渡り歩いて来ましたが、最後は20年間腰を据えて、町の変わりゆくのを番台から眺めておりました。 ブログは主に女将が担当しております。子供は3人。