背景画屋さん

脱衣場から見ると、浴槽の向こう側の壁に描かれている手描きのペンキ絵。富士山をイメージする人が多いですね。 背景画屋さんはお店に着くと、まず浴槽の上に足場を組みます。そして、準備ができると絵を描き始めま…

煙突屋さん

かつて銭湯というと、長い煙突が目印だった頃がありました。 銭湯の煙突は、頂上部は直径およそ90cmくらい。一番地面に近い部分で周囲は4m50cmほど。大人3人が手をつないだ大きさです。 長さ(高さ)は…

用具屋さん

街の銭湯には、石鹸やヒゲ剃りなど入浴時に必要な物を売っています。それらを販売する商店を用具屋さんと呼んでいました。 特にヒゲ剃りは、1・2回の使い捨てタイプが5種類ほど売っていて、皆さんの好みに合わせ…

お正月 朝湯の準備

私たちが営業していたお風呂屋のお正月の朝湯は、朝7:40頃に開店していました。 しかし、開店をもう少し早く7:00にした年もありました。すると、開店してもお客さんはポツリポツリしか来ません。店が活気立…

ケロリンの桶

銭湯の桶と言えば、黄色でちょっと重くて、底に「ケロリン」と書かれたものが知られています。 なぜ「ケロリン」なのか、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「ケロリン」とは頭痛薬の名前です。広告入りの桶と…

ゆず湯

ゆず湯。その日はお店に入った時から、ほんわかゆずの香りがします。脱衣場でも香りが広がって、お客さんもワクワクしているようです。 そして、「ゆず湯の時は必ずお店に来る!」と言う人も多く、かなり人気がある…