ある日の夜。
いつももの静かな、ちょっと奥様風の方。
入浴も終わり、帰りに下駄箱へ行き、下駄箱の鍵を開けると、ビックリ。
履いてきた靴がそこにありません。
「誰かに盗られたみたい・・・。」と、とても驚いた様子でカウンターにやって来ました。
店の者として、一緒に消えた靴を店中探すこと、およそ5分。
最後に下駄箱へ行ったら、奥様の靴は、ちゃんと靴箱に入っていました。
鍵を取った靴箱の、その隣の靴箱に。ですが。
(奥様、ちゃんと自分が入れた靴箱の鍵を取って下さいね。とはいえ、結構こういうことあるもんです)
と、ここまで書いて思いましたが、風呂屋は鍵にまつわるハプニングが多いかもしれませんね。現場に立ち合う者としては、見つかるかどうか、ドキドキものなんですけれども。