私たちが営業していたお風呂屋のお正月の朝湯は、朝7:40頃に開店していました。
しかし、開店をもう少し早く7:00にした年もありました。
すると、開店してもお客さんはポツリポツリしか来ません。店が活気立つのは最初のお客さんがお帰りになる頃。
これじゃあ朝早くから眠い目こすって、お湯を沸かして準備したのに、だいぶ淋しいぞ。
と、8:00開店なら余裕ある準備が出来るということで、8:00に開店した年もありました。
8:00にシャッターを開けると、入り口の前にはお客さんがズラーーーッと並んでいます。
お店の中がほぼ満員になるまで、お客さんは押せ押せで入ってきました。
店の中は活気づいていいのですが、これはこれで、のんびりできない、せわしない感じになってしまいました。
お客さんにとってもちょうどいい、適度な時間というものがあるのだなと実感したものでした。